2026/05/04 01:42
こんにちは、ルミです。
今日は、Roomy Kitchenの看板商品のひとつである「お米パン」について、その誕生秘話も含めて、たっぷりお伝えしたいと思います。
グルテンフリーのパンというと「米粉パン」を思い浮かべる方が多いかもしれません。でも実は、Roomy Kitchenの「お米パン」と米粉パンは、まったく別ものなんです。
米粉パンとお米パン——何が違うの?
まず、多くの方が混同しがちなこの2つについて、整理させてください。
米粉パンとは、米粉専用に栽培されたお米を製粉所で粉砕し、小麦粉のように袋詰めにしたものを材料として作るパンです。つまり、素材の段階では「すでに粉になったお米」を使っています。しかも、米粉専用品種のお米は普通に食べると美味しくないため、日常的に食べるご飯とは別物。また、粉砕の過程で熱がかかり、少し酸化しているという点も気になります。
一方、Roomy Kitchenのお米パン(生米パン)は、みなさんが毎日炊いているのと同じ「生のお米」をその場で粉砕して作ります。
炊きたてのご飯と、フリーズドライのお米。どちらが美味しいかはいうまでもありませんよね。そのくらい、鮮度が違うんです。
【米粉パンとお米パン(Roomy Kitchen)の違い】
▼ 使うお米
・米粉パン → 米粉専用品種
・お米パン → 普段食べるお米(生米)
▼ 状態
・米粉パン → 製粉済みの粉
・お米パン → 生米をその場で粉砕
▼ 鮮度
・米粉パン → 低め(酸化あり)
・お米パン → 高い(鮮度そのまま)
▼ イースト
・米粉パン → 使用することが多い
・お米パン → 一切使用しない
▼ 添加物
・米粉パン → 入っていることが多い
・お米パン → 完全無添加
なぜイーストなしで、あんなにふわふわ膨らむの?
ここが、Roomy Kitchenのお米パン最大の秘密です。
そもそもパンが膨らむのは、グルテン(小麦に含まれるタンパク質)があるから。グルテンがイースト(酵母)の発酵を助けて、生地が膨らむんですね。
ところが、生米にはグルテンがない。だから「普通のパン作りの方法」は通じません。
Roomy Kitchenのお米パンは、お米の配合・生の酵母の量・発酵の温度と時間——この3つの絶妙なバランスを、1年以上かけて研究し尽くして、ようやくたどり着いたレシピで作っています。
「インスタで生米パンを作っている方もいますが、あんなに大きく一気に膨らまないんです」とお声がけ頂くことも多いです。それだけ、この配合と発酵管理は特別なもの。東京でこの製法で作れるのは、現在では私だけです。
それだけに、「ふわふわ・もちもち」の食感は、他のパンでは絶対に出せないものになっています。一口食べると、きっとその違いを感じていただけるはずです。
師匠との出会い——「お腹いっぱいパンを食べたい」
このお米パンには、深い物語があります。
もともとのレシピを開発したのは、看護師をされていた方です。その方は自分でお米を育てるほどのお米好きで、ある小児病棟での経験から、このパンを作り始めました。
小麦アレルギーを持つ子どもが、入院中に「生きている間に、お腹いっぱいパンを食べたい」と言ったそうです。
その言葉を受けた看護師さんは、「自分のお米を使って何かできないか」と考え、研究を重ねました。それがRoomy Kitchenのお米パンの、遠い原点です。
私の師匠は、その配合をさらに研究・発展させた方です。師匠と出会い、生米パンを初めて試食したときの感動は今でも忘れられません。「これがおいしかった」——そのシンプルな驚きが、Roomy Kitchenにこのパンをおくことになったすべてのはじまりです。
「アレルギーを持つ子どもたちのために」という思いは、幼児教育の現場を知る私にとっても、とても胸に刺さるものでした。
アレルギーを持つ子どもを日常的に見ている私は、添加物や小麦が体に与える影響を、ずっとそばで見てきました。肌荒れ、喉の渇き、体の不調——。「もっと自由に食を楽しめる選択肢があったら」と、ずっと思っていたんです。
お子さんに、そして大人にも
Roomy Kitchenのお米パンは、こんな方々にぜひ食べていただきたいです。
小麦アレルギーのお子さんや大人の方へ
グルテンフリーで、イーストも一切不使用。添加物もゼロです。アレルギーに敏感な方にこそ、安心して食べていただける一品です。
お子さんの体づくりが気になる親御さんへ
体が出来上がっていく時期だからこそ、食べるものにこだわってほしい。栄養士として幼児教育に携わってきた私が、自信を持ってお勧めするパンです。
「なんとなく体に悪そうなものは避けたい」と思っている方へ
完全無添加だから、毎日食べ続けても安心。ふわふわ・もちもちの食感は、一度食べたらきっと虜になります。
実際に食べてみると
「もちもちとした食感なのにふわふわで、噛めば噛むほどお米の甘みが広がる。」
という感想をいただくことが多いです。
オリーブオイルをつけて食べるのも最高です。Roomy Kitchenのスペイン産エクストラバージンオリーブオイルと合わせると、シンプルなのにすごく贅沢な気分になれます。ぜひ試してみてください。
おわりに
「お腹いっぱいパンを食べたい」というひとりの子どもの願いから生まれたお米パン。
その思いを受け継ぎ、1年以上の研究の末にたどり着いたレシピで作られたこのパン。Roomy Kitchenでは、その味と思いを、大切にお届けしていきます。
小麦アレルギーがある方もない方も、お子さんもご年配の方も——みんなが笑顔で「おいしい!」と言えるパンであること。それが、私のいちばんの願いです。
ルミ(Roomy Kitchen 主宰・栄養士・幼児教育のプロ)

